サン・ミケーレ墓地
ヴァポレット(水上バス)でしか行けない、ラグーナに浮かぶ壁に囲まれた島全体が墓地です。イーゴリ・ストラヴィンスキー、セルゲイ・ディアギレフ、ヨシフ・ブロツキーらが糸杉の並木道の間に眠っています。入場無料、観光客もほとんどいません。
サン・ミケーレはヴェネツィア本島からヴァポレットで少しの距離にある墓地の島で、その高いレンガの壁と糸杉は上陸するずっと前から水上に見えてきます。1807年、ナポレオン時代の当局が市内での埋葬を禁止して以来、ここがヴェネツィアの公式な墓地となっています。
ヴェネツィア人の墓の中には、ヴェネツィアを最後の安息の地として選んだ国際的に著名な人物たちの墓も驚くほど多くあります。作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキー、バレエ・リュス創設者セルゲイ・ディアギレフ、ノーベル賞詩人ヨシフ・ブロツキーは、いずれも正教会区画とプロテスタント区画にそれぞれ墓を持っています。
わざわざ船で訪れる必要があり、何かのついでに立ち寄れる場所ではないため、サン・ミケーレは本当に静かなままです。糸杉に縁取られた砂利道、木々の間から見えるラグーナ、そしてわずか船で5分の中心部にあるような人混みは一切ありません。
穴場と言われる理由
ここはひとつの島全体が墓地であり、他のどこへ向かう途中でもないため、専用のヴァポレットの旅が必要で、徒歩での寄り道もできないことから、ほとんどの観光客はそもそも訪れようとも思いません。
行き方
フォンダメンテ・ノーヴェからヴァポレット4.1番線または4.2番線に乗ります。10〜12分間隔で出発し、所要時間は数分です。